ボラティリティを加味する ~トレード戦略における最重要項目~

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ボラボラ島

 

どうも。投資家スケーターです。

 

「1章 トレード戦略」では、ここまでで、

トレンド相場とレンジ相場を見分ける
⇒【まずは相場を真っ二つにする

「トレンドの定義」と「目線の付け方」を知る
⇒’【トレンド相場を知る~「トレンドの定義」と「目線を付ける方法」~

トレンド発生中の「市場心理」を知る
⇒【トレンド相場と「市場心理」

トレンドの波のリズムを知る
⇒【トレンドの継続性と「エリオット波動」

という形で進んできました。

いかがでしょうか?トレード戦略を立てられそうなイメージは出来てきましたか?

 

今回は、いままでの内容をすべてひっくるめて
ひとつの戦略にまとめ上げるために絶対に欠かすことの出来ない、
とても重要な概念を学んで行きたいと思います。

 

コイツがいなきゃ始まらない

さて、

私たちがトレーダーとして、相場から利益を上げるためには、一体何が必要でしょうか?

取引用の口座や、投資資金、今まで学んできた戦略を立てるための知識でしょうか?
それとも、手法、ロジック、メンタル、資金管理?

これらももちろん、相場で利益を上げるためには不可欠ですが、それよりももっと遥かに重要なもの。

 

それは一体何かわかりますかね?

 

トレーダーが、生きるも死ぬもこれ次第、といっても過言ではないくらいのモノです。

 

よーく考えて下さい。

 

私たちは、一体、何をこんなにも真剣に追い求めているのでしょうか?

 

では、

あなたが漁師だとしましょう。

 

あなたは生活の為に、一匹でも多くの魚を取らなくてはいけないわけです。

 

さて、そのためにはどうしたものか?

 

いい釣竿を用意する?最高級の餌を用意する?船で沖へ出る?

漁の方法はなんでもいいです。

 

出来る限りのことを考えて下さい。

 

どうすれば、魚をたくさん取ることが出来るのか?

 

 

答えは簡単です。

 

 

魚がたくさんいる場所で漁をすればいいのです。

 

単純に、魚がたくさんいる場所でならば、
素潜りでモリで魚を取るなり、釣竿を垂らすなり、網を張るなり、
方法はなんであれ、魚が簡単に取れることは間違いない。

逆に、

どんな優秀な仕掛けを用意したとしても、
そこに肝心の「お魚ちゃん」がいないのでは、その成果は振るわないでしょう。

 

では話を戻します。

 

私たちはトレーダーです。

為替相場という世界最大の大海原が、私たちの仕事場です。

 

私たちの「獲物」はなんでしょうか?

私たちにとっての「お魚ちゃん」は一体何か?

 

それは・・・、

 

「値幅」です。

 

この「値幅」というものが、トレーダーにとっての「獲物」であり、
トレードで利益を出すための、唯一絶対的に必要なものです。


私たちトレーダーにとっては、「値幅=利益」であり、
「値幅」をとってなんぼの世界なのです。

 

ということは、

その「値幅」という名の「お魚ちゃん」がたくさんいる所で、
私たちは釣竿を垂らせばいいわけです。

つまり、

「値動き」が大きい所でトレードすれば、

割と簡単に魚が取れるに違いない

ということですね。

 

なので逆に言えば、

どんなに優れた戦略を立てる知識があろうと、
どんなに優れた押し目買い、戻り売りの技術を持っていようと、
どんなに優れたエントリーポイントを見極める技術を持っていようとも、

そもそも「値動き」がなければ、
残念ながら、それは何の役にも立たないということになります。

 

その名は「ボラティリティ」

この「値動きの大きさ(激しさ)」のことを「ボラティリティ」といいます。
(略して「ボラ」呼ばれます。)

そして、

値動きが激しいときは、「ボラティリティが高い」と言い、
値動きが乏しいときは、「ボラティリティが低い」と言います。

私たちが有利に戦う為には、
この「ボラティリティ」というものをよくよく考慮して、
トレード戦略を組み立てなばならない、ということなのです。

言い換えるなら、

魚が「たくさんいる所」と、「そうでない所」では、
当然ながら「戦略」を変える必要がある、ということですね。

 

ここまではOKですかね?

 

となればお次は、

「その「ボラティリティ」が高いか低いかを、
どうやって見極めればいいのか?」

というところですよね。

これにはいくつか方法がありますが、

私がいつも使っているのは「ボリンジャーバンド」というものです。

これを使えば、
一目で、
そこにお魚ちゃんが沢山いるのかどうかを知ることが出来ます。

⇒【ボリンジャーバンド

こちらの記事で 
「ボリンジャーバンドを使って相場環境を読む方法」
を解説しています。

これがそのまんま今回の話にも繋がってきますので、
まだ読んでない方は、今すぐご一読いただいた上で、またこの記事へ帰ってきて下さい。

 

「ボラティリティ」は相場を支配する

はい。

「ボラティリティのサイクル」
「それぞれの場面でのボリンジャーバンドの形状」は、
ご理解頂けましたでしょうか?

 

では、軽くおさらい。

まず、ボラティリティとは値動きの激しさですよと。

そして、「ボラティリティ」にはサイクルがありますよと。

それが、

爆発!(⇒エクスパンション)

徐々に沈静化・・・
(⇒バンドウォークから、レートが±1σ内に潜ってくる)


沈黙(⇒スクイーズ)

また爆発!(⇒再度、エクスパンション)

この4段階ということでしたね。

 

では、

今回の本題である、
「これをどのように戦略に取り入れるか?」ということろに入ります。

 

この4段階は、それぞれそのまま「相場環境」だと思って下さい。

「相場環境」って言うのがわかりにくかったら、
これはざっくり、スーパーマリオで言うところの、
「ステージ」みたいなもんだと思ってもらってよいです

ステージ1-1は、普通のステージ。

ステージ1-2は、洞窟。

ステージ1-3は、水中。

ステージ1-4は、クッパのお城。

みたいな感じですね。

 

そして、それぞれのステージには特徴がありますよと。

1-1普通のステージなら、土管から出てくるパックンフラワーに気をつけなきゃいけないし、

1-2洞窟のステージなら、上からドッスンが落ちてきます。

1-3水中のステージなら、ゲッソーっていうトリッキーな動きをするイカにぶつからないように気を付けなきゃだし、

1-4クッパのお城なんかは、全体的にもう激ムズ。

という風に、

気を付けるべきポイントなど、こちらの対応も変えていかないといけない。

 

これが、ボリンジャーバンドの形状から判断できる「相場環境」でも同じで、

1-1エクスパンションしている場面(=ボラティリティの爆発)

バンドウォーク後から、バンドの両側が閉じた場面で、なおかつ、

1-2ボリンジャーバンドが平行な場面(=徐々に沈静化)

1-3ボリンジャーバンドがどちらかに傾いている場面(=徐々に沈静化)

1-4スクイーズしている場面(=沈黙)

これらのそれぞれの場面によって、

狙うべきポイントも変わるし、当然、立てるべき戦略も変わってきますよ、ということなんですね。

なので、

「今、相場がどのステージなのか?」というとを、
日足、4時間足などの長期足を使って確認します。

なぜこれに長期足を使うかというと、

長期足が相場を支配しているからなのはもちろん、
長期足はステージが移り変わるまでに時間がかかるからです。

そしてなによりも、

長期足の「ボラティリティ」こそが、
「今その相場に「お魚ちゃん」がいっぱいいるかどうか?」
ということを、私たちに教えてくれるからです。

 

で、

 

マリオでは、1-1をクリアして、次は1-2へ。それもクリアしたら、お次は1-3へ・・・・、
てな具合に、順番にステージを進んで行くじゃないですか?

1-1の普通のステージをクリアした後に、いきなり1-4のクッパのお城にはいけないですよね?
(裏技的には行けるけど、今はそれは言うまい。)

 

これっていうのは、「ボラティリティのサイクル」も同じなんですね。

派手な「爆発」が起きたと思えば、いきなり「沈黙」・・・、
なんてことには絶対ならないんです。

相場環境が、「爆発」から「沈黙」へ移るには、
必ず「徐々に沈静化」を通る必要があるんです。

また、

ずーーーっと「爆発」し続ける相場なんてものもあり得ないし、
逆に、一生「ダンマリ決め込む」相場も絶対に無いわけです。

となれば、

今の相場環境を参考に、
半歩先の未来の見通しを立てることが出来ます。

この半歩先の見通しは、
長期足でも立てられますし、もちろん、短期足でも立てられます。

 

ここが超重要です。

 

これを、今まで学んできた、、
”「トレンド相場」か「レンジ相場」か?”
ということを見分けるのに使い、

トレンド相場であるならば、現在における、
”目線は上か下か?”
”ダウ理論で言う、トレンドサイクルのどの段階か?”
”エリオット波動で言うと、波のリズムのどの段階か?”
ということと、複合させて、

 

じゃあ、次はどうなる?

 

ということを予測していきます。

 

相場の「ボラティリティ」を「自分のトレード戦略」に加味するということは、
現在のステージでの”自分の身の振り方”を決定する根拠にもなるし、
次に来るであろう「ステージ」を予測する助けにもなる、ということなのです。

 

今回のワーク

それでは、今回のワークです。

ボリンジャーバンドを、お使いのチャートに表示させてください。
表示させるのは、±1σと±2σです。

表示させることが出来たら、過去を遡り、
まずは、日足、4時間で「ボラティリティのサイクル」の流れを確認してください。

FT2をお持ちの方は、併せて15分足も表示させて、チャートを流しましょう。

なにか気付いたことがあれば、
似たような長期足の環境になっている部分をいくつも探して、
短期足にズームアップして観察してみて下さい。

 

さあ、なにが見えてくるでしょうかね?( *´艸`)

 

【PS】

記事のトップに貼ってある素敵な島。

海がめちゃくちゃキレイですよね~。お魚ちゃん、いっぱい泳いでそうです。

手前のおじさんは、さぞかし気持ちの良い休日を過ごしてるんでしょうね(*´▽`*)

なんたってこの島は、「地上で最も美しい島」と呼ばれていますからね~。

 

ん?

 

この島の名前が知りたいだって?

 

聞いて驚くなかれ。

 

 

この島の名は・・・・・、

 

 

「ボラボラ島」

ボラボラ島の説明byWikipedia

 

次へ⇒チャートにラインを引く ~水平線の「引き方」と「目的」~

 

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