どうも。投資家スケーターです。
一言でトレードといっても、実に様々なトレードスタイルがあります。
今回は、その中でも主要な3つのトレードスタイルについて解説していきたいと思います。
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1)スキャルピング
スキャルピングは「皮を剥ぐ」という意味で、相場から細かく利益を抜いていくトレードスタイルです。
数分~数十秒という、かなり短いスパンで売買を繰り返し、
比較的大きくレバレッジをかけ、大きなロットで数Pipsから数十Pipsを狙い、
相場から利益を抜いてゆきます。
取る値幅は少ない分、それをロットを上げてカバーする、というイメージです。
「スキャルピングは資金効率が良いので、資金量の少ない初心者におススメです^^」
みたいなことも見かけますが、私は全く逆だと思ってます。
スキャルピングは勝率が命です。
「資金効率がいい」というのは、勝率が高ければ、の話であって、
負けが多ければ、その分、資金はすごい勢いで無くなっていきます。
そして、その時その一瞬の値動きを重視するので、素早い決断力が求められます。
「こ、ここでエントリーでいいのか?ゴクリ。」
なんてやってたら、優位性の高いポイント逃しちゃいますし、
もし、自分の見立てが外れたら即投げることが求められます。
大きめのロットを持った状態でもたもたしたり、迷ったりしちゃったらマズイことになりますからね。
さらに、取引回数もとても多くなるハズなので、潜在的なスプレッド負けのリスクは大きくなります。
(スプレッド負けの恐ろしさを知らない方はコチラの記事をどうぞ⇒【スプレッドという名の手数料】)
極め付けは、1分や5分の細かい足をメインで使っていくことになるので、
テクニカルが若干効きにくいということと、視野が比較的狭くなりがちになってしまうということ。
その分、その時その一瞬の「集団心理」という部分が、その値動きに如実に現れます。
1分足や5分足の優位性は、
長期足の節目なんかに差し掛かれば、一瞬で吹き飛びます。
事前にその節目を意識できていればいいですよ。
でもずっと短い時間足をみて一所懸命ガチャガチャやってたら、うっかり忘れちゃうんですよね。笑
そして、せっかく細かく積み上げた利益を、どーん。みたいな。
そんなことになったら悲しすぎます。
というわけで、私の中でスキャルピングは、
労力とストレスがすごくかかるイメージが強いです。
でも、これはあくまで私の見解。
ものすごーく稼いでいる凄腕スキャルパーさんもいらっしゃると思われるので、
そんな方にさっき言ったこと聞かれたら、私、怒られるかもしれません。笑
ただ、初心者におススメではないことは確かです。
2)デイトレード
デイトレード(日計り)は、トレードスタイルの中で最も選ばれているものです。
一日の中の値動きを利用して、その中で優位性のある場面のみに絞って利益を得るスタイルです。
基本的には、建てたポジションはその日の内に手仕舞いをします。
ポジションの保有時間としては、数十分~数時間程度です。
もちろん、個人差はありますが。
狙う値幅は、10Pips~50Pipsくらいですかね。
環境が良ければもっと取れることもあります^^
こちらは比較的ゆっくりとしたトレードのスパンです。
一日に1~10回くらい。むしろ相場環境によっては、トレードしない日なんかも余裕であります。
デイトレードで利益を出すために求められるのは、待つ力です。
自分がエントリーできる条件が揃うまで、待つ。狙ってポイントまでレートが来るのを、待つ。
1時間、4時間、日足などの長い時間足の流れを十分加味して、
5分足や15分足の短期足を使いタイミングを計ってエントリーしていきます。
そして、デイトレードでは勝率はあまり重要ではないと、私は思ってます。
大事なのは、「損は小さく、利益は大きく」というところとの兼ね合い。
「リスク・リワードレシオ」と「勝率」、
このバランスが何よりも大切です。
デイトレードくらいの規模が一番テクニカルも効き易いので、
自分の中で、しっかりとした根拠を持って戦うことが出来ます。
もちろん、瞬時の判断も必要にはなってきますが、
あらかじめ「こうなったらこうする」という複数のシナリオをしっかり立ててエントリーし、それを守れるか?という方が大切です。
なので、スキャルピングほど、瞬間瞬間判断し続けることもないのかなと。
ただ、ローソク足が1本増えるごとに、やはり状況は変わりますし、波の勢いや、時間の変わり目なども当然意識しておかなければなりません。
そして、これはスキャルピングでも言えることなのですが、
基本「指標発表時はトレードしない」。
これは初心者のうちは徹底した方が良いです。
理由はまたの機会にしっかり解説しますが、ざっくり言うなら「どうなるかわからなさすぎるから」です。
ちなみに、私のトレードスタイルもデイトレードです。
基本的には「長期足の節目」や「押し目」、「戻り」を、短期足で見てトレードしています。
長期足の向いて行きそうな方向に、短期足で逆張り気味に入っていくのが好きです^^
ポジション保有時間は、まちまちなのでなんともアレなんですが、
オーバーナイトするときも余裕でありますし、
その時持っているポジションに利が乗っていれば、ポジションの半分だけを利食い、
残りは、ストップを建値まで移動させて、そのまま指標発表に突撃していくこともあります。笑
話がそれましたが、このデイトレードというスタイルは、初心者にかなりおススメです。
1ロットでのトレードでも一日で、ちょっとおいしいもの食べに行くくらいは稼ぐことが出来ますし、
学べることもとても多いです。
そして、このブログでは、
主に、この「デイトレード」という規模で戦うことを想定してあれこれ解説していく形になりますので、
私のブログをメインで学ぶ方は、必然、デイトレーダーとなります^^
3)スイングトレード
こちらは、数日から数週間ほどかけて、100Pips~300Pipsを狙う、
デイトレードやスキャルピングと比べるとかなりゆったりとしたトレードスタイルになります。
月足、週足で環境を見定めて、
1時間足や4時間足で出来た波を丸ごと狙う、といったイメージで良いです。
そして、このスイングトレードをするならば、トレンドが出なければお話になりません。
なので、トレンドが出やすい通貨ペアを選ばなければなりません。
数日から数週間、同じよーな値段でもみもみしているものを保有し続けたってなんの意味もないですからね。
むしろ、ストレスしか貯まりません。笑
ただ、この「トレンドが出やすい通貨ペア」というものが常に一定な訳ではないので、
取引する通貨ペアの種類をあまり限定せずに、色んな通貨ペアを見ておく必要が出てきます。
そして、長期足の方向を決めるのは、やはり「ファンダメンタル」。
長期的な相場の方向は、テクニカルだけでは読み切れません。
ファンダメンタル的要因で向いた方向に、テクニカル的根拠でエントリーして行き、
その根拠が無くなり次第決済、といった形でどちらもバランスよくトレードに組み入れる必要があります。
ポジションサイズは損切りポイントまでの幅にもよりますが、比較的小さめです。
なにせ、値幅をがっつり取りに行くスタイルですから、
ロットが大きければそれはそれで夢のようなことになりますが、
リスクの取り過ぎにならないように注意が必要です。
そんなスイングトレードというトレードスタイルは、
「仕事が忙しくて、チャートがあまり見られない」という方も実践できるトレードスタイルです。
「デイトレをやっているがチャートを見る時間があまりなくて、いっつもチャンスを逃している気がする」という忙しいサラリーマンの方や、
「スキャルピングやデイトレードはなんか疲れる・・・。ゆったりトレードをしたい!」という方におススメです。
ちなみに、私のトレードスタイルは、さっきも言ったようにデイトレードではあるのですが、
4時間や日足で明らかにレンジブレイクした時や、トレンドが出てるときは、
ガッツリ数日保有したりもします。状況によっては週末すらまたいじゃいます。
はい、私は欲張りです。笑
トレードスタイル まとめ
というわけで、今回は3つの主なトレードスタイルについて解説しました。
利益を最大化することを考えるならば、
やはり「大きいロットでスキャルピングで勝ちまくる」のがベストだと思われますが、
きっとそう上手くは行きません。
稼ぐことにフォーカスし過ぎると、トレードってうまく回らなくなります。
そして、ストレスも溜まります。悪循環が始まります。
結果、お金が無くなり始めます。
自分を追い込み過ぎないことを一番に考えて、トレードスタイルは選択すべきだと、欲張りな私ですら思います。
その方が、精神衛生上いいですし、利益も残っていくはず。
一番大切なのは、「今のあなたの生活が良くなること」ですからね^^
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無料で勉強させてもらえることに感謝してます!
ありがとうございます!
スケボーあんだけ高く飛べると楽しそうですねー!
自分も横乗りやってきましたがスケボーだけは怪我しそうでやってないです。
でも周りはやってるのでトライしてみようかなという気もしてきました!
FX歴1年です。ご指導のほどよろしくお願いします。
かずきょうさん
このブログに書いてあることをご自分でチャート上で確認しまくって下さい!
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是非ご活用くださいませ^^