知らないじゃ済まない!”ロジック”という言葉の本当の意味

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どうも。投資家スケーターです。

 

「FXド素人が、1日たった5分のスキマ時間で、
スマホで楽々10万円を稼ぎ出した奇跡のロジック!」

 

あなたは、このようなギラギラした売り込みの文句を高らかに掲げている
FX商材の広告を目にしたことはありますでしょうか?

 

今回は、このような売り込みをしているFX商材が

「そんなのありえない!」

「絶対詐欺に決まってる!」

なんていうことを言いたいのではまったくなく、

「奇跡のロジック」の”ロジック”の部分、

この言葉が指す”意味”について、真摯に考えて行きたいと思います。

 

冒頭の例文で、うっかり生唾ゴックンしちゃった人へ

冒頭の例文は、

「楽してFXで稼ぎたい!」

と考えているような人や、

ずーーっと頑張ってFXの学習をしているけどなかなか勝ててない人が、

そのキャッチコピーを見るや否や、

「ま、まじかよ!」となり、

人間の心理の弱い部分を巧妙にくすぐる巧みなセールスレター(注1)を読み進めているうちに
すっかりその気になってしまい、気付けばうっかりクレジットカードの番号を決済画面に打ち込んでしまうような、
そんなFX商材のキャッチコピーを、私が勝手に考え出したものです。

(注1:セールスレターとは、教材販売者の実績とか「実践者の声」とかが
延々と書き連ねてある、やたらと縦長の”あの”ページの事をいいます。)

 

でもまぁ、ありますよね。こんなの。

というか、

最近やけに見かけるような気がするは、私だけでしょうか?

 

今でこそ私は、こういったFX商材のセールスレターを見ても、くすっと笑えるくらいの感じでいられますが、
勝ててなかった頃は、こういったFX商材のセールスレターにマジで何度も押し切られそうになりました。笑

だって、

頑張って毎日寝る間も惜しんで勉強してんのに、全然勝てないんですよ。

 

そんな最中に、ふとメールボックスを見ると、

「FXド素人が、1日たった5分のスキマ時間で、
スマホで楽々10万円を稼ぎ出した奇跡のロジック!」

なんてメールが来てたら、

 

そりゃ、誰だって、

「ゴクリ・・・。」

となるやろと。

 

もうね。ズルい。

 

うっかりお金に余裕があろうもんなら、
そんなん絶対に買っちゃうから誘惑すんなよと言いたい。

こっちは頑張って勉強してんだから。

 

なので、私はここで、
冒頭のギランギランなキャッチコピーを掲げているFX商材に
生唾ゴックンしちゃう昔の私のような人に、ひとこと言いたい・・・

というか、

ひとこと問いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ?ロジックって言葉の意味、知ってる?」

 

何それ、知らない

そうなんです。

「ロジック」

この言葉が意味するところを知らない人がかなり多い。

もう、前半のギラギラした文句だけに引き付けられて、
肝心なことろを曖昧にしたまま買っちゃう人が非常に多いのです。

 

私は、そういったFX商材を買うこと自体は、別に一切非難しません。

が、

どうせ買うなら、自分がどんなものを買うのかをしっかり理解してからにしましょうね、

その上で、本当に自分に必要なのかをしっかりと精査しましょうね、と言いたいわけです。

 

全部が全部、詐欺商材なわけじゃだろうし、
本当にいいロジックの商材も中にはあると思うんですよ。いや、知りませんが。

しかしながら、

この「ロジック」という言葉の意味を知らないままに、
「なんか勝てるようになる教材なんだよね?」くらいの気持ちで買うと、

どんなに良いものでも、「話が違うじゃねーか」となる可能性が高いのです。

 

良いものであろうと、
受け取り側の準備不足で、それが勝手に「詐欺商材」になっちゃう。

「情報商材」という”怪しいイメージ”と、
「投資教材」という”再現性が個々の技量に激しく依存するという性質”によって、
勝手に「詐欺商材」を作り出してしまっている人も、かなり多いのではないかと思うのです。

 

「ロジック」とは?

そもそも「ロジック」と「裁量トレード」の違いをご存知でしょうか?

「ロジック」とは、
ある条件が整えば、それを購買シグナルとして、自分の判断を混ぜずに売買して行くものになります。

 

例えば、

100MA、50MA、25MA、10MAの4本の移動平均線を表示させて、
その並び順が、上から長期⇒中期⇒短期⇒短々期となった時に、
ローソク足が10MAの移動平均線を下抜いたら「売り」

逆に、下から上から長期⇒中期⇒短期⇒短々期となった時に、
ローソク足が10MAの移動平均線を上抜いたら「買い」

とかですね。

 

このような条件が揃うのを待って、合致する場面がくればもう機械的に売買していくわけです。
「損切り」と「決済」のタイミングも指定されているも条件を設定して行います。

今回は、損切りor利確は、
10MAを逆行方向へローソク足が実体で抜いて確定したらにしましょうか。

 

ちなみに、これは今テキトウに考えた、移動平均線のパーフェクトオーダーを使ったロジックです。
(MAの期間とかもかなりざっくり設定。深い意味はまったくないです^^)

このロジックは、

レンジの時は移動平均線が絡み合っているハズなので、見送り。

相場に方向感が出て、しばらくしてからエントリーのシグナルが出るはずです。

おそらく「頭と尻尾はくれてやれ」的な
トレンドの”身”の部分だけをしっかりと頂くトレードになるはずです。

 

では、試しに、実際のチャートで検証してみましょう~。

 

はい。やはり好成績。

これ4時間足でやってるんで、値幅がめっちゃ取れてます。

「トレンドフォローはやっぱこうでなくっちゃね~♪」
といった感じの、とても気持ちのいいロジックなことが判明しました。

 

もうすこし違う場面でも見てみましょうか。

 

・・・・もうちょっと見てみます?

 

 

・・・・う、売り出そうかな、このロジック。( ゴクリ・・・。)

 

はい。

一瞬、目的を見失って違う方向で生唾ゴックンしちゃいましたが、ロジックとはこういうものです。

「理にかなったルールを決めて、愚直にそれを守る」

こういった性質のトレードが、「ロジック」によるトレードなんですね。

 

裁量トレードとは?

では、「裁量トレード」とはどんなものなのでしょうか?

「裁量トレード」とは、
ロジックのように特に特定のシグナルとなる条件は決めず、
その時の相場環境を自分で見極めて、
その環境にあった攻め方を選択し、エントリーのタイミングも自分で図って攻めていくトレードです。

 

例えば、

トレンドが出ている環境では、押し目買いを狙ったり、

レンジ環境下では、その下限からは買いを狙い、上限からは売りを狙ったり、

自分で水平線を引いて、その付近でトレードチャンスを伺ったりですね。

 

もう、

100%自分判断。

男らしいったら、ありゃしねぇ。

 

そんなトレードスタイルが「裁量トレード」なんです。

 

もちろん、「裁量トレード」でもルールは作りますよ。

しかし、そのルール構築の段階も含めて「裁量トレード」なんですね。

自分にはどんなルールがあっているか?

それすらも、自力で探し出す。

 

そして、「裁量トレード」が「ロジック」によるトレードと最も違うところは、
その時の相場の背景にある”集団心理”を強く意識するところです。

 

つまり、その場をとりまく”環境”を読む力。

 

この部分があってこそ、
裁量トレードは本来のパワーを発揮します。

 

普通、FXというものを知ってから、
自分で本やネットで色々調べて学習しつつトレードの腕を磨いていくと思うのですが、

それ故に、殆どの人が、自分では特に意識しないままに
この男らしいトレードの道を進むことになるんですね。

そして、

この「集団心理」と言うモノは、
なにも「これが集団心理です!」みたいに
チャート上に直接記されているわけではないので、
ほとんどの人はこれを意識できていません。

なので、いくらやっても勝てません(/ω\)

 

ちなみに、チャートをインディケーターでデコレーションしまくっているような人は、
どちらかと言うと「ロジック」のトレードに近いことをやっていることになるわけですが、
そこに自分の判断を混ぜちゃうと、それはもう「半裁量トレード」ということになります。

この際にも、”「集団心理」の部分を考慮した判断”を混ぜないと、
その自分の判断は、ただの邪魔にしかなりません。

 

・・・・甘くないのよ、裁量トレードの道は。

 

「ロジック」と「裁量」、結局どちらがいいの?

「ロジック」と「裁量トレード」の違いはお分かりいただけたでしょうか?

「男らしさ的には「裁量トレード」の方が断然上だ」という事は分かりましたが、

さっきの例のロジックを見ていると、

「ロジックも捨てたもんじゃないな」

と思えてきているのではないでしょうか?

 

そうなんです。「ロジック」による機械的なトレードは、言ってしまえば簡単なのです。

 

例えるなら、

「ロジック」に従ってトレードをする、ということは、

「誰がやってもほぼ確実にカップインする精度抜群の最強のパター」を1本だけ持って、
ゴルフのラウンドをまわるのと一緒なんです。

そのパターさえあれば、
グリーンに乗ったら、もうほぼ確実に「いただき!」なわけです。

その使い方さえ大きく間違わなければ、ほぼ確実に「カランコロンカラン♪」となるわけです。

しかし、

あなたはその最強のパター1本だけしか持たずにラウンドを回っているわけですから、
ティーショットやフェアフェイやラフやバンカーでのショットも、
そのパターを使うしかありません。

当然、そのような場面では、そのパターはただのゴミです。何の役にも立ちません。

そのパターが威力を発揮するのは、
ボールがグリーンに乗った時だけなのです。

 

少し極端ではありますが、
「ロジック」に頼ったトレードとはこのようなイメージです。

 

一方、「裁量トレード」の方はどうかというと、

これは
「しっかりゴルフクラブが一式入ったゴルフバック」
を持ってラウンドを回るようなイメージです。

しかし、そのゴルフバックに入ってるクラブは、
誰が使ってもいい結果が出るモノというわけではありません。

なので、それらを使いこなせるようになる為に、
仕事終わりにドライバーの練習にと打ちっ放しに通ったり、
週末には河原でアイアンの練習をしたり、お家のお庭でパターの練習をしたりして
日々、技術を磨き上げなくてはなりません。

そして、

コースの長さや風向きなど、その場の状況を自分で見極めねばなりませんし、

その場のショットに最適なクラブを自分自身で選択しなければなりません。

 

この日々の努力と、状況を見極める力さえあれば、
ティーショット、フェアゥエイ、バンカー、グリーン、
どんな状況でも、それに応じたクラブを自分で選択して、ベストなショットを打つことが出来ます。

なので、

ラウンド全体で見れば、
最強のパターを1本だけ持って回っている人なんかより、

自分の使い慣れたゴルフクラブ一式を持って回った方が、
遥かにいい成績が叩き出せるのです。

 

それどころか、

それぞれのクラブを使いこなす努力をしまくれば、
パターどころか、ドライバーも、アイアンも、サンドウェジも、
最強のパター並みのレベルへ持って行けてしまうかもしれません。

なんなら、

そのゴルフバックに最強のパターを選択肢のひとつとして入れておいて、
それを使うに最適な状況の時だけ使えば、それこそ鬼に金棒です。

 

 

さて、

 

あなたは

「最強のパターを1本だけ持ってラウンドを回る」のと

「ゴルフクラブ一式を持ってラウンドを回る」のでは、

どちらがいいですか?

 

この質問は、

 

あなたは

「ロジック」を使ってトレードするのと

「裁量技術」を身に付けてトレードするのでは、

どちらがいいですか?

 

という質問と、まったく同じなわけです。

 

ゴルフクラブ一式を持ってこなきゃ、そりゃゴルフとは言えないよ

あなたは、同僚と週末ゴルフに行く約束をしました。

 

当日、

天気は快晴。

 

○○○○・カントリークラブに朝7:00集合。

あなたを含めメンバー4人が、誰も集合時間に遅れることなく集まりました。

 

同僚A「や~、今日はゴルフ日和だね~!」

 

そう、上機嫌で言い放った同僚Aの手元を見ると、

あなたは、あることに気が付きました。

 

 

 

 

あなた「あれ?ゴルフバックは?」

 

 

 

同僚A「や、おれ、パターしか無理なんだよね。照」

 

 

 

 

 

一同「じゃあパットパットゴルフいけや!」

 

と、

ゴルフで考えると、最終的にとてもヒドイことになりましたが、

ここからはまじめにトレードで考えると、

当然ながら、「裁量トレード」の技術を身に付けておいた方がいいに違いありません。

 

いや、いいんですよ。「ロジック」1本でも。最初の内は。

そっちの方が迷いも減るし、
トレードを始めたて最初の自分の判断なんて、大抵の場合マイナス要素にしかなりませんから。

しかし、

あなたがトレードを生計を立てていきたい、

あるいは、

自由になるためのお金を掴みたいと思っているならば

「裁量トレード」を学ぶことを絶対に避けて通ってはいけない、と私は思います。

 

「裁量トレード」を学ぶということは、
相場の本質、原理原則を学ぶという事です。

 

この部分を疎かにしたまま、
相場から安定して大きな利益を上げ続けることは、
いくら優れた「ロジック」を使っていようが、考えにくいです。

 

相場は常に環境が変化します。

 

その環境の変化に気付くことすら出来ないのであれば、
今まで通用していたロジックが何故通用しなくなったのかが分からず、
途方もない”不安と恐怖”に襲われるとこでしょう。

それなのに、うっかりロジック1本で専業になんかなっちゃった日には・・・・・確実に胃に穴が開きます。

 

相場で生き残っていきたいならば、
変化に対応できるようにならなければなりません。

その変化した環境でトレードをするにしろ、しないにしろ、
まずはその変化に気が付けなければいけない。

 

その時ゴルフボールが、
フェアウェイに乗ってるのか、バンカーに落ちちゃってるのか、
それは自分で気付くことができなければいけないんです。

それがあってこそ、「ロジック」というものが生きてくるのです。

 

 

PS

記事内で紹介したトレンドフォローのロジックですが、
実際にトレードで使う際は、くれぐれも要・検証でお願いしますね。

たぶん、あのルールを守っていれば、
トータルでは大きく勝てるはずですが、
万が一負けたとしても、そこは自己責任でお願いします(*´▽`*;)

 

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コメント

  1. ぽこたん より:

    機械的にやるって意味では、システムトレードというのもあると思うのですが、ロジックトレードは、システムトレードとどう違うのでしょうか?
    また、裁量トレーダーと自称する某社のFX講師が自身のロジックを紹介する時によくシステムトレードと対比し、ロジックトレードを裁量トレードであるかのようにおっしゃっていたのですが、違うのでしょうか?

  2. 今田富則 より:

    「裁量トレード」と「ロジック」によるトレードがあるが 最も違うところは、
その時の相場の背景にある”集団心理”を強く意識するところ。
     
    つまり、その場をとりまく”環境”を読む力。

    この部分があってこそ、
    裁量トレードは本来のパワーを発揮すると。

    この「集団心理」と言うモノは、
なにも「これが集団心理です!」みたいに
チャート上に直接記されているわけではないので、
ほとんどの人はこれを意識できていません。
    なので、いくらやっても勝てない。

    このメルマガの勉強がどれだけ大事かと言うことがよくわかりました。これからもよろしくお願いします。

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