「1トレードの損失額」を自分の意のままに操り、「損失への恐怖」をキレイさっぱり消し去る方法

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どうも。投資家スケーターです。

 

前回の記事では、「スケーター的リスク管理術」の“4つの柱”の1つめ、

「1、ポジションコントロール(資金管理)」を支える土台の部分を構築するために、

 

まずは、“トレードに隠された不都合”な真実を明らかにして、

その上で、それに対して万全な体制を整えてトレードに臨むために、

「何度でも蘇れるトレード運用計画」という超戦略的な資金管理術をお伝えし、

“あなたなり”の「何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てて頂きました。

 

そして、この「何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てたことで、

「自分の資金量では、1トレードで‟どのくらいの損失”を許容しても良いのか?」

という事の“だいたいの目安”が判明したのではないかと思います。

 

今回の内容はその続きのお話しです。

 

つまり、「1、ポジションコントロール(資金管理)」のトドメのお話になります。

 

なので、もし、

また自分オリジナルの「何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てていない人がいれば、

それで相場で戦って行くのはだいぶ心もとなさ過ぎるので、

まずは、今すぐ前回のブログ記事の方に戻って、

考えに考え抜いた「自分専用の何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てて来て下さいね!

 

 

というわけで、今回は、

すでに「自分用のトレード運用計画」を立てることが出来ている”あなた”に、

その「判明した1トレードの許容損失額」の内に、「将来喰らうかもしれない損失額」を、

見事にスッポリと納める方法を学んで頂きたいと思います。

 

また、「この方法」を学び、身に付け、実践することを通して、

トレーダーならば誰もが抱いている「損失への恐怖」というものから、

あなたに、自分自身を完全に開放して頂きたいと思います。

 

そんな、言ってしまえば、

トレーダーとして「最強の状態」に突入する方法を、

今回の記事では順序立てて徹底的に解説して行きます。

 

 

勝つためには「損失」を越えてゆかねばならない。

今回のこの記事をお読み頂く“大きな目的”としては、

あなたに「1トレードでの損失額を自分の意のままに操る方法」を学んで頂く事ももちろんそうなのですが、

それ以上に、「この方法」を学び、理解し、実践してもらう事を通じて、

今まであなたが抱いて来たであろう「損失への恐怖」をキレイさっぱり消し去ってもらう事にあります。

 

そのためにもまずは、

「何故、自分は「損失」というものを恐れ、嫌っているのか?」

という事の根本の原因の部分を理解し、それを取り払ってしまわねばなりません。

 

でなければ、いくら自分の意のままに損失額を操れるようになったとしても、

「損失を喰らった」という事実自体がキッカケとなり、

それ以降のあなたのトレーディングに“大きな支障”をきたしかねないからです。

 

せっかく損失額をコントロール出来るようになったとしても、

これではなにも意味を成さないのです。

 

私たちトレーダーは、「損失」を喰らおうが、なにをしようが、

常に冷静な状態を保っていなければならないし、

常に自分の判断を信じることが出来なければいけません。

 

つまり、ちょっとやそっと「損失」を喰らったくらいで、

怒りを覚えてみたり、不安になってみたり、弱気になってみたり、

そのことをずーーーっと引きずってみたりしている暇は、1秒たりともないわけです。

 

「はい。今回は損切りね。じゃあ、次。」

 

という具合に、その「損失」を踏まえて乗り越えて、努めてクールに次のトレードに臨む必要があるのです。

 

 

ほとんどのトレーダーが「損失」を恐れる“3つの理由”

しかしながら、ほとんどの人はこれが出来ないのです。

 

これが何故かというと、私はその原因は“3つ”あると思ってます。

 

それは、

・そもそも「損失」を喰らう事を許容出来ない状況で戦っている
・「損失」=「負け」という勘違いをしている
・「損失」を「単なる損」のまま放っておいている

この“3つ”です。

 

この“3つ”の中のどれか一つでもあなたが抱いてしまっているのであれば、

そりゃ~あなたにとっては、「損失」が恐くて、嫌なものになってしまうのは当然です。

 

なので、まずはこの“3つの恐怖の原因”をあなたの中からキレイさっぱり消し去る為に、

今からそれぞれの「本当の姿」と、その「解消法」を解説していきたいと思います。

 

・そもそも「損失」を喰らう事を許容出来ない状況で戦っている

これっていうのは、そもそも「何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てていないか

その立てた計画が、得られる利益の方ばかりを重視してしまっている
「一度も蘇れない欲張りちゃんなトレード運用計画」になっているか

この“どちらか”が原因になっているに違いありません。

 

つまり、「そもそも、損失を喰らう事を想定していない」ってことですね。

 

これでは「損失」が恐くて当然。嫌なモノになって当然なわけです。

だって、現実問題として、これでは負ければ負けるほど苦しくなって行きますから

 

なので、「損失」の捉え方がどうとか、気持ちの持ちようがどうとか、

この場合はそんな問題ではなく、原因は明らかで、

「運用計画的にミスってる」としか言いようが無いわけです。

 

トレードはどうやっても「損失」は出るものですから、

これではどうやっても資金は増えて行かないのです。

 

となれば、これをやってしまっている人に対して言える事はただ一つ。

『「何度でも蘇れるトレード運用計画」を立てて出直して来い。』

これしかありません。

 

・「損失」=「負け」という勘違いをしている

ただ、ですよ。

 

「何度でも蘇れるトレード運用計画」をバッチリ立てていたとしても、

それでも「損失」を喰らうと、心にグサッと何かが突き刺さる場合があるのです。

 

それが原因となって、チャートを見る目が曇ってしまって、

立て続けに「損失」を喰らってしまう場合が、まあ意外と結構あるんですね。

 

で、

 

この“心のに突き刺さる何か”の出所っていうのは、

ほとんどの場合は、「損失」=「負け」という固定観念から来ています。

 

損切りになった=負けた

 

こう思ってしまっているからこそ、その「負けた」という事が心にグサッとくるわけです。

 

しかしです。

 

別に「損切りになった」という事は、

イコール「負けた」って事には直結しないのです。

 

だってよく考えてみてください。

 

トレードはどうやっても「損失」は出てしまうものだって、

トレードには「損失」は付き物だって、

色んな所でめちゃくちゃ言われているわけじゃないですか。

 

現に、きっとあなたの経験上でも、

もう数えられないくらい「損失」は喰らって来ているわけですよね。

 

であれば、この部分はもうどうやっても変えられないわけです。

 

だからこそ、あなたは「何度でも蘇れるトレード運用計画」と言う、

損失を喰らう事を前提として、その上で、利益を積み重ねて行ける運用計画を立てたわけです。

 

となれば、

損切りになった=想定内

ってことじゃないですか。

 

ならば、

想定内=負け

なのか?って話です。

 

これって、全然負けてませんよね。一個も負けてない。

 

むしろ、勝ってます。

 

だって、想定内なんだから。

 

想定内ってことはつまり、

その「損失」はあなたの支配下にあるってことです。

 

であれば、イコールこれは、

トレーダーとしては完全に“あなたの勝ち”です。

 

 

じゃあどうなったら「負け」なのかって言うと、

それは「想定外」の事を突発的にやらかしてしまった時です。

 

事前に決めていた運用計画を破って、想定外に資金を使い込んでしまった、とか、

事前に決めていた損切りラインを後退させてしまって“負ってはいけない額の損失を喰らった”とか、

感情的になって“反射的にドテンエントリーして無駄に損失を喰らってしまった”とか・・・・、

こーなってしまったら、もうそれはどう考えても「負け」なのです。

 

何故なら、これは、

あなたが「あなたの感情」に負けた

という事であって、

あなたが「自分の感情」や「相場」の支配下に置かれてしまった

という事だからです

 

つまり、一時的にあなたは乗っ取られてしまったわけです。

 

であれば、イコールこれは、

トレーダーとしては完全に“あなたの負け”です。

 

 

これが、不確実性の塊である「相場」という戦場において、

私たちトレーダーに対して唯一存在する「勝ち負けの定義」なのです。

 

トレードはもちろんながら、

チャートを通しての、その向こう側に居る世界の人々との戦いではあるのですが、

究極を言えば、それ以上に、自分自身との戦いなのです。

 

つまり、トレードっていうのは、

自分の理性vs自分の感情

この「2人の自分」のバトルロワイアルだという事です。

 

どちらの「自分」に軍配が上がるのか。

この結果により、そのトレーダーの運命はハッキリと別れることになるのです。

 

 

「そんな上手いこと言っちゃって、敵が「自分」なわけねーだろーが!」

なんて反論をしてくる人も、ひょっとするといるかもしれませんが、

そんな人は、一度は相場で巨万の富を築きながらも最後には相場の闇に飲まれてしまった、

歴代の伝説の先輩トレーダー達から学ぶべきです。

 

例えば、「ウォール街のグレートベア」と呼ばれた

伝説の相場師ジェシー・リバモアは次ような言葉を残しています。

 

わたしが全財産を失ったのは唯一

自分で自分のルールを破った時だった

ジェシー・リバモア

 

ジェシー・リバモアの事をよく知らない人は、

世紀の相場師 ジェシー・リバモア」という書籍を読んでみて欲しいのですが、

ざっくり言うとジェシー・リバモアは、

抜群の値動きを読む能力を兼ね備えたトレーダーで、“トレードセンスの塊”みたいな人だったのです。

 

そんなジェシー先輩はなんと4回も破産しているんですけど、

逆に言えばそれは3回も復活しているという事には違いなく、

1000ドル⇒破産⇒20億円⇒破産⇒200億円⇒破産⇒4000億円⇒破産

といった具合に、その復活っぷりも半端じゃなかったのです。

 

そんな、輝かしい実績の間にちゃっかり挟まっている「破産」

 

本人曰く、これをやらかした原因は、

「自分で自分のルールを破った」

と言っているわけです。

 

つまりこれは、

ジェシー先輩ほどの超資金豊富な凄腕トレーダーですらも、

「自分との戦い」に負ければ、あっさりと破産してしまう、

という事に他なりません。

 

 

そのトレードが「損失」になったかどうかが「負け」の基準なんじゃなくて、

あなたが「自分の感情」や「相場」の支配下に置かれてしまい、乗っ取られてしまった場合、

このような時が、相場における唯一にして最大の「負け」なのです。

 

だから、事前に決めていた「損切り」ラインにレートがヒットしたという事は、

それは断じて「負け」ではなく、むしろ「あなたの勝ち」です。

 

・「損失」を「単なる損」のまま放っておいている

 

『そーは言っても、あんた。現に、あたしのお金減ってんじゃんか!』

と、このような意見も出てくることでしょう。

 

『あたしは「損」するのがヤなのよ!』と。

 

そりゃあ誰だって「損」をするのは嫌です。

特に、全く何の価値もないモノにお金を払うなんて、そんなのは私だって絶対に嫌です。

 

しかしです。

 

「損失」=「全く何の価値もないモノなのか?って話です。

 

 

ここでちょいとさっきのジェシー先輩の「輝かしい実績」を思い出してみて下さい。

 

1000ドル⇒破産⇒20億円⇒破産⇒200億円⇒破産⇒4000億円⇒破産

 

これでしたよね。

 

もうですね。ジェシー先輩くらいのトレーダーになってくると、

もはや「損した」とかじゃなくて、いちいち完全にハコってるわけです。

 

キレイさっぱり「0」になってるんですよ。先輩の場合は。

つーか、余裕でマイナスまで行ってたと思います。

 

しかしその後は、なぜか毎回、飛躍的な進化を遂げて返り咲いているのです

 

こーなってくると、

飛躍のキッカケは「破産」にある、

と考えた方が自然ではないでしょうか?

 

だって、飛躍の前には必ず「破産」が挟まってるんですよ?

 

となれば、

 

ジェシー先輩にとっては、

「損失」=「全く何の価値もないモノ」

なんかではまったくなく、

「損失」=「大きな学び」=「飛躍のキッカケ」

になっていた、ということは間違いないでしょう。

 

実際、これまた書籍を読めばわかるのですが、

ジェシー先輩の「損失から学ぶ姿勢」は半端じゃありません。

 

ジェシー先輩は、たとえ完全にハコろうとも、その事実を直視するように努め、

そこから「今の自分に足りないモノ」を学び取り、

それを自分をより強いトレーダーへと育て上げる為の材料としたのです。

 

ということは、ですよ。

 

「損失」を「単なる損」のままで終わらせるか、

それとも、それを「自分専用の成長の為の材料」にするかは、

「損失」に向かう自分の姿勢次第で変えることが出来る、ってことなんですね。

 

したがって、「損」をしたくなければ、

その「損失」からより多くの事を学び取ればいい、ということになるわけです。

 

つまり、ここさえしっかりしておけば、

「損失」を喰らえば、その時は一時的にお金は減ったように見えるかもしれませんが、

近い将来、あなたが相場から生み出せるお金は、ほぼ間違いなく増える、ってことです。

 

 

それなのに、「損するのはイヤや!」って思っている人に限って、

“自分にとって最高の教材”である「損失」を、全く活かそうとしないんですね。

 

「最高の教材」から何も学ぼうとしない。

 

これ以上の「損」なんて他にあるでしょうか?

 

これでは「言ってる事」と「やってる事」が真逆です。

 

もしもあなたが『「損」をするのは嫌だ』と思っているのであれば、

自分が生み出した「損失」からより多くの事を学ぶように心掛けましょう。

 

これさえしっかりと出来れば、

もういくらトレードで「損」を出そうとも、

あなたのお金は増えっ放しになるのですから。

 

 

実はあなたは、すでに「自由」を手にしてるって、知ってました?

以上が、私の考える、

「ほとんどのトレーダーが「損失」を恐れる“3つの理由”」と「その解決法」

でしたが、いかがでしたでしょうか?

 

言ってしまえば、全部「損失」に対する捉え方の部分のお話しだったわけです。

 

なので、もしかすると、

まだちっとも損失への恐怖が消える気がしない、

と思っている方もおられるかもしれません。

 

『スケーターさん、なんか上手いこと言って、
わたしを言いくるめようとしてるだけじゃないか!』

『だって、そーは言っても、やっぱ「損」は嫌だもん!』

と思っている方ですね。

 

そんな方に、ここで、“ある衝撃の事実”をお伝えしようと思うのですが、

実は私たち人間には、すべての人に等しく与えられた「自由」というものがあるのですが、

あなたはそれが何かお分かりになりますでしょうか?

 

この「自由」は、私もすでに持っていますし、もちろんあなたもすでに持っているのです。

というか、人間だったら全員例外なく持っているのです。

 

しかし、ほとんど人は、この事に気付いていないのです

 

逆に言えば、持っていることに気付いていないからこそ、

「自分には自由が無い」「自由になりたい」なんて思うんですね。

 

 

いやいや、と。

 

持ってますやん!と。

 

というか、もうちゃっかり自由を行使しまくってますやーん!!と。

 

 

では、それが何かと言うと・・・、

 

それは「解釈の自由」です。

 

 

私たち人間は、“自分の身の回りに起こる出来事”は決して自由にはコントロールできませんが、

その起こった事を「どう解釈するか?」と言う部分に関してであれば、

それは自分次第で自由にコントロール出来るのです。

 

つまり、あらゆる物事に対しての「あなたの捉え方」の部分。

これだけは他の誰にも絶対に縛ることは出来ず、100%あなたの自由なのです。

 

なので、ここまでの話を聞いて、

「それでもやっぱり「損失」は怖いし、嫌だ!」

と思うのも完全にあなたの自由ですし、

「なるほど!ホントは「損失」を怖がる理由なんて一個もないんだな!」

と思うのも完全にあなたの自由なのです。

 

問題は、あなたが「この事実」に気付いているかどうか?

そして、あなたがどっちを採用するか?

 

この2点のみなわけです。

 

「この事実」に気付いていなければ、本来はあなたの自由であるはずの「出来事に対する解釈の部分」ですら、

周りの意見に流されたり、一時的な感情に流されたりってことは、往々にしてあるわけなんですが、

あなたはもう、自分には「解釈の自由」があるという真実を知ってしまいました。

 

となれば、もう問題は1点のみなわけです。

 

「それでもやっぱり「損失」は怖いし、嫌だ!」
                                          or

「なるほど!ホントは「損失」を怖がる理由なんて一個もないんだな!」

 

どっちを採用するか?って所だけなのです。

 

となれば、

どっちを採用した方が自分にとって良いのか?

ってことになってくるわけじゃないですか。

 

さて、あなたはどっちだと思います?

 

 

もしも今後、あなたが「損失」を喰らって、それによって心に何かがグサッと来た時には、

声に出しても、出さなくても、それはどっちでもいいですが、必ず「この話」を思い出して、

「解釈はオレの自由だ!」と、自分自身に叫んでやって下さい

 

 

「1トレードの損失額」を自分の意のままに操る方法

というわけで、あなたの中の「損失への恐怖」を取り払う事が出来たと信じて、

次は『「1トレードでの損失額」をあなたの意のままに操る方法』を伝授したいと思います。

 

すでに記事がいつもながら結構長いですが、再度、集中して頂ければと思います。

 

と言っても、「この方法」は至ってシンプルなのです。

なので、たぶん油断しまくっていても余裕で理解出来ると思います。笑

 

ただし、この方法を知らなかった人にとっては、目からウロコな方法だと思われますので、

知らなかった人は特に、ここから先は画面に全神経を集中させて下さいね!

 

では行きます!

 

 

まずはですね。「損失額ってどうやって決まるんだ?」と言う所から考えて行きましょう。

 

さて、わかりますかね?

 

とか言って、もう速攻で答えを言ってしまうんですが・・・、

 

「損失額」「損切幅(-〇Pips)」×「ロット数(1Pips=〇円)」

 

これが「損失額の方程式」です。

 

つまり、「損失額」を自分の意のままに操る為には、

まずは「損切り幅」を決定して(=「損切りポイント」を決定する)、

その上で、「持つポジションの大きさ」を決定すれば良いのです。

 

 

なので、例えば、

損切り幅を10Pips取るとして、

その場合に「1トレードの損失額」を1万円に押さえたい場合は、

持つポジションの大きさを「10ロット(10万通貨)」にすればいい、という事になります。

 

これを「損失額の方程式」に当てはめてみると、

「損失額 10,000円」「損切り幅 10Pips」×「10ロット(1Pips=1,000円)

という計算になるってことですね。

 

さらに、これを図で示すと、

こんな感じの場合に、ポジションサイズを10ロットにすれば、損益の変動は1Pips=1,000円なので、

10Pips逆行して損切りラインにレートがヒットした時点で、損失額は-1万円になる、という事です。

 

・・・なんか図の意味が全然無かったような気がしますが、

わかって頂けましたかね?この「損失額の方程式」。

 

とにかく、実際のトレードでは、

まずは「損切幅(逆行を許すPips数)」を決めてしまうこと。

次に、それに合わせて「ロット数(1Pips=〇〇〇円)」を決める。

この2つの掛け算の「答え」を、
自分が1トレードで許容できる損失額」内に収まるように調節すればいいわけです。

 

 

ね?簡単じゃないですか?

 

ではでは、確認のために「問題」です!

 

問題①

この図のような場合に、レートが損切りラインにヒットした際の「損失額」を、

ピッタリ1万円にしたい場合は、さて、一体何ロットのポジションを持てばいいでしょうか?

 

 

さー、どうだ!

 

今回の図では、損切り幅は100Pipsですよ~!めっちゃくちゃ耐えますよ~!

それなのに、損失は1万円に抑えたいと来た!!!!

 

このトレードの主は、きっと、とんだ「のんびり屋さん」に違いないねぃ!!

 

さあさあ、そのためにはポジションは何ロット持てば良いでしょうか!?

1Pips=〇〇〇円になるロット数にすれば良いでしょうかっ!??

 

損失額 1万円損切り幅 100Pips×「?」ロット(1Pips=?円)

 

この「?」に入る数字を教えてくれーーーー!!!!

 

 

はい!答え!

 

損失額 1万円損切り幅 100Pips×1」ロット(1Pips=100円)

 

「答え」は、1ロット(1万通貨)でした!

 

めっちゃ簡単!

その割に出題者がやたらと騒がしい!

 

 

というわけで、まとめ!

 

「損失額」「損切幅(-〇Pips)」×「ロット数(1Pips=〇円)」

これが「損失額の方程式」です。

 

そして、実際のトレードでは、まずは「損切幅」を決定して、

次に、自分の「1トレードの損失額許容損失額」内に収まるようにポジションサイズを決定する。

 

これが、「1トレードの損失額を自分の意のままに操る方法」です。

 

 

あとは、もう前を見据えてひたすら進み続けるだけ

 

さて、

今回お話しした内容は、しっかりと理解することが出来ましたでしょうか?

 

もしそれが出来たのであれば、それは実質、トレーダーとして最強の状態になった事になります。

 

何故ならあなたはもう、

そもそも「損失」を喰らう前提のトレード運用計画を立てていて、

なおかつ、別に「損失」なんかちっとも恐くないし、全然イヤでもないはずで、

また、そこから多くの事を学び、それを自分を成長させる糧にすることが出来るはずだからです。

 

これはもやは、トレードにおいては「恐いモノなしになった」という事と同義なわけです。

であれば、もう、前をしっかりと見据えて、ひたすら先へと進んでいく事が出来るはずです。

 

したがって、

 

以上を持って、「スケーター的リスク管理」の”4つの柱”の1つ、

「1、ポジションコントロール(資金管理)」を免許皆伝とします!

 

残す柱は“あと3つ”です。

 

次に学ぶ「2、ストラテジー」では、

この「1、ポジションコントロール」とはまた違った角度から、

あなたの「リスク管理」をさらに強化していきます。

 

しかしながら、それは今回と前回の内容の上に積み重なっていくものなので、

もしも、これまでの内容の理解が、自分で不十分であると感じたのならば、

それはもう気の済むまで繰り返し記事をお読みいただき、しっかりと腑に落としてもらえればと思います。

 

ただし、

「リスク管理を徹底すると、持てるロットが少なくなり過ぎて・・・なんか・・・」

なんて所で引っかかっているのであれば、今はそれは一切気にしないで下さい。

 

まずは「お金を増やすリズム」を掴む事です。

今の段階では、ここに集中して下さいね!

 

 

大丈夫。しっかりと「策」は練ってある。

 

 

というわけで、

今回は以上です!お疲れさまでした!

 

 

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コメント

  1. ゆん より:

    自分のルールを守る
    これはFXに限った事ではないと
    ハタと!思いました。

    私は普段の生活からルールを守れているだろうか?ルールと言うと堅苦しいけど、明日から運動するゾ!とかアイス控えるゾ!とか明日は早起きするゾ!とか
    守れてる?後回しにしてないか?

    修行僧のような生活を目指す訳では無いけど、普段からこんな調子ではFXでルールが守れる訳ないわな、、と思いました。

    よし!変えるゾ!
    まずはそこからだ!

  2. J より:

    そうなんですよね〜損失額ちゃんと決めて,資金管理すれば少々負けても大丈夫なんですもんね.
    て,考えたら口座の資金がある程度あったら,損切りしないで自分に有利になるまで待ってれば良い?
    くらいの気持ちでトレードできれば熱くならずに冷静にいけるのかな?
    ん〜難しい...

  3. P より:

    損失の恐怖、この損失にはお金と機会があると考えています。

    お金の損失は自身でロットを調整すれば、ある程度は許容できる部分と思っているのですが、いざ損切りになるとつい熱くなってしまいます。
    手法が確立しきれていないから熱くなってしまう部分もあると思います。

    もう一つ、機会損失の方が厄介で、自分が見ていない時に動きがあると悔しい。この動き取れたのに〜ってなって、その後自分のルールで無い所で無理やりエントリーしたりして、しっかり負けます。

    これを抑える事が出来れば、、、

    以上、こんな感じです。

  4. 三宅功 より:

    ポジションコントロールの講義、ひと皮むけました。

    トレードに「プラス発想」を、適用する事に気づかせて頂きました。

    自分の得意技でした(^O^)

    ありがとうございました

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