どうも。投資家スケーターです。
トレードで利益を得るためには、
次に相場が動いていく方向を見極め、
その値動きについて行かねばなりません。
そして、それを見極めるための方法は、大きく分けると2つあります。
それが「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」。
今回は、その「テクニカル分析」について考えてゆきます。
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テクニカル分析って、”あれ”だよね?
「テクニカル分析」というと、
まず、ほとんど人の頭にパッと浮かぶのが、
「インディケーター」という言葉なのではないでしょうか?
移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、RSI、ストキャスティクス、などなど。
「テクニカル分析=インディケーター」という考え方が、
一般には広く浸透していると思います。
「このインディケーターと、あのインディケーターを表示させて、
このインディケーターの2本の線がクロスしたらエントリー。」
で、
「あのインディケーターの数値が20%まで到達したら手仕舞い。」てな具合ですね。
そして、
「たくさんのインディケーターの使い方を知っていれば勝てる。」
「勝っているトレーダーはインディケーターの何か秘密のパラメーターを知っている。」
なんてことを思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、
「あの複雑な”グラフ”のようなモノに、きっとトレードで勝つための秘密が隠されているんだな!?」
なんて思っちゃう気持ちは、すごーーーくよくわかります。
なんかカッコいいですもんね、インディケーターって。
いかにもトレードって感じがする。
「ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)」とか「フィボナッチリトレースメント」だとかになってくると、
もう名前からして、
「むむっ!できるな・・・、おぬし。」
って感じですもんね。
しかし残念ながら、
そんなカッコいい名前の「インディケーター」について知るだけでは、
トレードは勝てません。
ましてや、
インディケーターに「秘密のパラメーターの設定」なんてないですし、
いくらインディケーターの使い方をたくさん知っていても、
それだけに頼っていたのでは、トレードで勝てる日は永遠にやってきません。
とはいえ、
私もFXを始めたての頃は、
「インディケーター パラメーター」
や
「インディケーター 設定 数値」
や
「インディケーター 設定 数値 勝てる」
や
「インディケーター 設定 伝説の数値」
なんてキーワードでググりまくりましたし、
調べた挙句、
「パラメーターの数値は重要ではない」なんて言われても、
「うそつけや!それを知ってれば魔法のように勝てるから教えたくないんだろ!?いいからおれにも教えろ!!」
なんて思ってました。照
しかし、今となっては、
本当に、パラメーターには勝つための秘密なんてなかったんだな、
と思うわけです。
インディケーターが指し示す意味、そっちの方が遥かに重要
とは言っても、確かにインディケーターの数値はテキトウではダメです。
インディケーターのパラメーターを決めるためには、
「そのインディケーターは相場の何を見るものなのか?」
ということを知り、
「そのインディケーターを使って、自分は相場の何を見たいのか?」
ということを考えれば、おのずとその数値は決まってきます。
なので、
「テクニカル分析」=「インディケーター自体」ではない、
ということですね。
正しくは、
「インディケーター」は「テクニカル分析」のほんの一部に過ぎない、
ということなのです。
じゃあ、テクニカル分析ってなんなのよ?
「テクニカル分析とはなにか?」ということを知るためには、
まずは「チャート」というものの意味を考えねばなりません。
チャートとは、「その時々のレートの動きを時系列に記していったもの」
ということになるのですが、
そのチャート上に記された値動きの足跡には、
市場に参加している投資家たちの「心理状態」が色濃く表れている、
ということを知って下さい。
そして、その市場に参加している「投資家たちの心理」、
つまり、「人間の感情」という部分は、
いつまで経っても変わることはありません。
これらを根拠に、
過去の値動きを分析して、未来に起こるであろう値動きを読む、
これが、「テクニカル分析」なのです。
トレードは究極の心理戦
チャートの向こう側には、必ず3種類の人間がいます。
それは、
買いポジションを持っているトレーダー
売りポジションを持っているトレーダー
なにもポジションを持っていないトレーダー
です。
そして、この3種類の人間は一応にして目的は同じで、
皆、一様にして、利益を出そうとしています。
買っているトレーダーは、自分が買った値段より高い値段で売り抜こうと思っているし、
売っているトレーダーは、自分が売った値段より低い値段で買い戻そうと思っています。
そして、なにもポジションを持っていないトレーダーは、虎視眈々と有利な方にエントリーしようと狙っています。
つまり、
今、相場が、
「強気(買い優勢)なのか?」
「弱気(売り優勢)なのか?」
はたまた、「買いと売りが拮抗しているのか?(迷っているのか?)」
これらを見極めることが、
”トレードで勝つ”ということに直結します。
相場が強気なら素直に買い、
相場が弱気なら売る、
相場が迷っているようなら様子見。
トレードは、これだけです。
これを見極める為に、
「テクニカル分析」を使います。
となれば、残すところは、
「いつ、どこでエントリーするのか?」
というところ。
このタイミングを図る為にも、
「テクニカル分析」を使います。
そして、そのタイミングというのは、
「強気(もしくは、弱気)に傾いた!と判断できるポイント」、
「注文が集中しやすいポイント」
です。
つまり、
「価格波動の波が転換するポイント」
もしくは、
「一気に伸びていくポイント」
というわけです。
この「強気か?弱気か?互角か?」ということを見極めるために、
私たちは「トレード戦略」というものを学び、
それを踏まえて、
的確なタイミングで相場に入ってゆくために、
私たちは「トレンドフォロー」や「逆張り」などの手法を学びます。
これが、「テクニカル分析」です。
再度初めから読み返しています。
メルマガを読み始めたあの時、
この記事も
ふーん そんなもんなのかなー?
と思っていましたが、2章に入った今改めて
読み返してみるとまた違った思いになります。
始めたてで、必死に勝ち方を探していたこの頃
勝てるインジケーターの組み合わせや
こうなったらエントリーする!とか
やたら探していました。
改めて読むと・・・そうですよ
そうなんだぞあの頃の自分!
なにを表しているのか
それが大切。
FXはデモトレードから少しずつ興味をもって、スケーターさんのブログで本格的に勉強していこうと思いました。よろしくお願いいたします。
インジケーターで何を見たいのか
凄く刺さりました
0章からじっくり勉強させて
頂きます
ホントに謙虚にじっくりやらないと。
一通り目を通してきました。今から、バックします。
FX、特にバイナリーオプション取引に興味を持ち始めて、ここ2週間基礎を勉強してます。
デモトレードをやってもまだ勝率は2割ぐらいなので、スケーターさんが言うようにまだまだ学習に本腰入れなくてはと思ってます。
真剣に取り組みます。
宜しくお願いします。
私の分析には驚かされました‼️
ズボシです!
トレード0学習10の初心者です
デモ口座も開設していますが、実践どころか、デモも始められておりません(~_~;)
スマホだけで簡単に、稼げるとのうたい文句に誘われ今年の2月に開始したのですが、FXの奥の深さに戸惑っています。
何とか6月からデモと実践も開始すると決意したところで出会いました。
何卒宜しくお願い申し上げます