「チャートには“集団心理”が現れている」
「トレードに勝つ為には“集団心理”を掴むことが大事」
「トレードは”大衆心理”を理解すれば勝率が上がる」
トレードを嗜んでいる方であれば、
きっと、一度は耳にしたことがあるであろう”このような言葉”。
また同時に、その重要性が語られるばかりで、
調べども調べども、一向に「具体的な方法論」や「実戦向けの理論」が見当たらないのが、
この「集団心理」「大衆心理」、「群集心理」とも呼ばれてたっけかな? とにかく“この言葉”の実情でもあるかと思うのです。
「や、大事なのはもう十分わかったって!!」
「具体的にチャートのどこを見たら”それ”が見えるのか教えてくれよ!!」と。
これが、トレードを学んでいる最中である方々の「魂の叫び」かと思います。
そして、無駄にややこしくなるので、
この記事では“それ”の呼び方は「集団心理」で統一していこうと思うのですが、
とにかく、
「一体何をどうすればええねん」と。
シンプルに、そこ。
かく言う私も、トレード修行真っ只中の頃には、“この言葉”にずいぶんと翻弄されました。
調べても調べても、出てくる解答は大抵、
「“買ってる人・売ってる人の気持ち”を考えろ!」やら、
「機関投資家たちの出方を考えろ!」だとかやら。
「いや、だから具体的に“それ”をどうやんねん」が止まらない止まらない。
果ては、「集団心理に飲み込まれない様にメンタルを鍛えろ!」なんていう“巧みな論理のすり替え”まで起こる始末。
もしくは、“それっぽい解答”の代表格としては、
「“集団心理”が見えて来ないのは、
あなたがチャートを見て来た時間が少ないからだよ( ◜◡◝ )ドヤァ」
「“答え”はもうチャートに出ているんだよ( ◜◡◝ )ドヤァ」
的な、ね。
「ローソク足の声を聞け」って?
「いや、聞けるかい!!」と。
これが”受け手”の至極真っ当な反応であり、
”そのやり方”の一端でも知らなければ、そんな超能力みたいな芸当は、
いくら ただひたすらに長時間チャートを睨みつけていたとしても、そんなの出来るはずがないのです。
むしろ、何の手がかりも無しに 考えれば考えるほど、
深みにハマって抜け出せなくなるのが この「集団心理」や「大衆心理」、「群集心理」などと呼ばれる”謎の言葉”、
いや、もはや それすらも通り越しちゃうくらい厄介な”呪いの言葉”だと思うのです。
じゃあ、“謎”は“謎”として 捨て置けばいいのか?
そうすれば“呪い”は解けるのか?と。
ええ、意外と“それ”もアリなんですよ。
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