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はい。いらっしゃいませ。
ではでは早速本題に入っていきましょうー!
ここでは見やすさを重視して、目線クイズオリジナル画像を使って行きますね!
ここでは、目線クイズの問題②のチャートを使用して、
そのレートの動きを「線(白色)」でなぞって波形を追って行きながら、
『「高・安値」、「意識される戻り・押し安値」とするのにベストな場所はどこか?』
という事を一緒に考えていきたいと思います。
で、波形を追いつつも、
「なんやねん!どないやねん、これ!」
というヤツが発生し次第、一旦ストップして、解説を挟んでいきます!
(あ、でも「解説」というか、正確には「あくまで私の見解」です)
というわけで、いってみよ~!!
(ここから先のチャートは、画像をクリックすることで拡大表示することができます)
じゃん。登場しました。
それではチャート画像の左端から波形をなぞっていきますー。
・・・・・・。
はい。早速来ました。「どない!?ポイント」。
このびよ~んってなってるヤツをどう解釈するかによっては、波形が変わってきます。
びよ~んで付けた地点を「高値」と認識するならば、波形は「白点線」の様な形になり、
それを丸ごと無視するのであれば、「黄点線」で書いたような一直線な波形として捉える事が出来てしまいますからね。
さ~困ったぞこれは。どーしよう。
・・・・・。
じゃあこう考えたらどうでしょう?
ですよね?
「おー!やっぱり来たーーー!買いだ、買いだ~!!」と。
しかし、次のローソク足でこうなった。
そして、事態は次のような展開へ・・・・。
結局、いまいち上抜けきれない。
これが何を意味するかと言うと・・・・・、
ということは、つまり、
と、このような事を認識することが出来る。
要は「買い」派の皆さんは、
あの「びよ~ん」によって懐疑的にさせられたわけです。
価格の推移は、チャートを見た人の心の動きによって作られます。
したがって、「波形を追って行く」際には、「人の心の推移を追って行けば良い」のです。
よって上の図の四角で囲った部分は、単純化して「ヒゲ」と見るべし。
つまり、こういうことです。
こうなった場合ならば、
もうあなたは迷うことなく波形に線を引くことが出来るものと思います。
てことは結局・・・・・、
ということなのです。
この事が「目線クイズの回答」で私がサラッと言っていた、
と、この事なんですね。
この時は「クイズの回答」を最優先にしたかったので、要点だけ抑えてアッサリ通り過ぎましたが、
Tさんの質問を考えてくためには、「今話した考え方」がとても重要なカギになるので、
今回は「びよ~ん」が世界中のトレーダーに与える影響の部分までを詳細に解説しました。
と、ここで「目線クイズ 別解」が、
なかなか話が「目線」からは逸れがちになる事が判明しました。
しかしながら、
この調子で行けば、チャートを読み解くために重要な視点を沢山共有できそうなので、
「どない!?ポイント」に出会い次第、またガンガン話を逸らせて行こうと思います!
さー、Tさんの質問してくれているポイントには、いつになったらたどり着くのか!?笑
「目線クイズ 別解」はまだまだ続きます。
進め。波形。
でですね。
今解説した「びよ~ん」が”示唆する意味”を踏まえると、
じゃあこの急上昇がなぜ起こったのかと言うと、
それは単純に・・・・・、
という事なんですね。
このように、レートの動きからその背景に隠された「人の心」を考えつつチャートを見ていく事で、
一体どこに売り圧力が溜まっているのか?買い圧力が溜まっているのか?という事のおおよその見当を付ける事が出来、
それを元に、「大きくレートが動くポイント」だったり「レートが反転するポイント」の目星をつけていく事が出来ます。
んで、
今の場合で言えば、
いくら「びよ~ん」で帰って来た動きがあって、そこから上に強力な売り圧力が控えていることが示唆されたとしても、
基本的には「ず~~~っと上目線」なわけです。
じゃあ素直に「買い」だけを狙った方がいいんじゃないの?と。
今は「目線」がどっちを向いているのか?という事が把握できていると、
あらかじめ、こう「自分の腹」を決めておくことが出来るわけですね。
そして、自分の腹さえ決まっていれば、
いざ事が起こっても素早く対応できるし、
そっちの方向へ動き出す「気配」にも敏感になれる。
これはメルマガの方でもお伝えしましたが、
私たちは「目線を決めて、態度を決める」のです。
目線と逆方向にレートが大きく動く時も当然ながらあるわけですが、
それはそれ、これはこれ、です。
自分の決めた方向と逆にレートが大きく動くようなら、
そんなもん余裕で無視しとく。
むしろ、
大きく逆方向に動いたと見せかけておいて、思いっきりダマシなって、
またレートが自分の狙っている方向へ勢い良くギューーーンと戻ってきたりなんかしたら、
「待ってましたってんだコノヤロー!」つって捕まえてやるくらいの気概で行って下さい。
狙う方向を安易にコロコロ変えないこと。
最初の内は、この部分を徹底するだけで、ずいぶんと無駄な負けが減るはずです。
根拠を持って「自分が狙う方向」を決める。
そしてその根拠が消え次第、また「狙う方向」を精査すればいいのです。
そのための強力な根拠として「目線」というモノが在る、って事なんですね。
わかった。わかったから、いい加減進め。波形。
はい。
一瞬、この記事をキレイにたたっ締めてやりそうになりましたが、なんとかそこはぐっと堪えました。
なんたって、まだ波形の線を3本しか書いてませんしね。苦笑
というわけで、進め。波形。
はい。ここまでは割とすんなり来れました。
・・・・。
というか、すんなり来れました?ここまで。
ここで一旦、リメンバーTさんの質問。
やっぱり全然すんなり来ちゃダメでした。
肝心の質問に答えずに、進もうとすんな。波形。
危ない危ない。うっかり目的を見失ってました。
というわけで、
ここからがいよいよTさんの質問への回答になるのですが、
なんで私がヒゲを高値と一切認めずに平然と進もうとしたかと言うと、
それは先ほど言った「びよ~んは無視してヒゲと考える」という事の理由とほぼ同じなんですね。
要は、ヒゲの先端っていうのは、ガッツリ売りの支配下にあるって事です。
なので、ヒゲの先端を「高値」とは認定しないのです。
しかし、厳密に言えば・・・・・、
というか、
普通に考えれば「ヒゲの先端」は「最高値」、つまり「高値」です。
だって、現にそこまでレートは行ってんだから。
そして、レートが到達した一番高い地点を「高値」と呼ぶわけですからね。
あれ?じゃあ言っている事矛盾してない?そこんコト濁さずにきちんと説明しろよ?
もちろんですとも。
というわけでいきなり核心の部分から行きますが、
この矛盾を解くカギは、「最高値」と「高値」の違いにあるのです。
そもそも「目線」って言うのは、
ダウ理論に則った「トレンドが継続しているか否かを見分ける為の指標」
なわけです。
図で書くと、
まぁよく見る図ですわな。これって。
高値の切り上げ、安値の切り上げを持ってして、アップトレンド継続とする。
これなわけです。
では、
逆にどうなったら「トレンドが終わった」となるかと言うと、
ここで一旦アップトレンドは終了と見るわけです。
(意識される押し安値=高値を更新した根元の安値)
で、
これが「ダウ理論」であり、「目線」というものなわけです。
んで、
この図の「高値」「安値」って一体だれが決めているの?というと、
それは、厳密に言えば、世界中のトレーダーが自分の判断で勝手に決めています。
だってそーですよね?
『現在のアップトレンドにおける「高値」は112.38で、「安値」は111.68とします。
なので皆さん、111.68をレートが割り次第、それでアップトレンドは終了として下さい。』
みたいな正式発表の様なものは、残念ながらどこからも一切出ていないわけです。
じゃあ勝手に決めるしかねーだろ、と。
そーなって来ると、やっぱりどーしても、
人によって「高値」「安値」とする場所にはバラつきが生まれるのが普通です。
しかし、
「トレンドの継続=目線」の判断の要(かなめ)はこの部分なのです。
なのでその場所がバラついてしまうのは非常に困る。
なんたって、みんな、自分の大事なお金がかかっているわけですから。
だからなるべくみんな的にも揃わせたい。
みな試行錯誤し、一体どこが高値・安値なのかを必死に考えるわけです。
そして、
結果として ”より多くの人が重視した価格”に、
栄えある「高値」「安値」の称号が与えられることになるのです。
「高値」と「安値」の場所はみんな的にも揃わせたい
では、より多くの人は、一体どこを重視するかと言うと、
まず前提として、「突出した価格」に、みなさん目を付けます。
「突出した価格」とは、「(チャートで見た時の)上か下かに飛び出てる価格」ということです。
しかし、まぁこれは当然なわけです。
そんなもん言わんでもわかっとるわい!、と。
問題は、
『その「突出した価格」の中にも「一番突出した部分」があるのにも関わらず、
一体なぜ、みんな素直にその価格を重視して「高値(安値)」と認定しようとしないんだ?』
という所なのです。
これはなぜなんでしょう?
そう言われると不思議じゃないですか??
そして、こう言われると、
『「高値」は、素直に一番高い所を「高値」と認定しておけばいいじゃないか』
とは思えては来ませんか?
この謎を解くカギは、「レートは常に動き続ける」という所にあります。
そう。
その時は確かに「一番突出した価格」だったとしても、
時間が経つと、「もっと高く突出した価格」が出現する可能性だって十分にあるのです。
だから仮に素直に「一番突出した価格」に高値認定をしようとも、
その場所が全会一致で揃うことはあり得ないのです。
さ~、これは困ったぞ、と。
別にみんなひねくれているわけじゃなかったんだ・・・・、と。
むしろ、みんなはやっぱり揃えたい派だったんだ・・・!と。
そして遂に、
窮地に追い詰められたトレーダーたちの中に、
「動きようのない突出した価格」の存在を見つけ出した者が現れ始めます。
それが「どこか」と言うと・・・・、
『「突出した価格」としてすでに確定した価格』
です。
そう。
つまりは、「終値」です。
O・WA・RI・NE .
(お・も・て・な・し風)
『これなら「終値」が更新されるまでは、
みんなが意識する「突出した価格」が揃い続けるぞ!!!!』
「終値」の位置は、”終わってしまったら”もう変わらない。
なんとしてでも「揃わせたい」執念を持った数少ないトレーダーだけが、
何を示し合わせたわけでもなく、自力でこの決定的な事実に気付くことが出来たのです。
いつだってポイントは「より多くの人が意識する場所」という点
とまぁこんな話があったかどうかはわかりませんが、(あ、そうなの?)
しかし「終値がより意識される」という事実は、実際の値動きを見れば疑いようはありません。
ただし、
だからって「最高値」は全然意識されないのか?と言えばそうでもなく、
「最高値」も「最高値」でそれなりに意識されます。
だから、
あまりにもびよ~~~んと伸びている「最高値」がある場合は、
その下の「高値」との間をエリアとして見ていく事は非常に有効です。
(安値の場合も同じです)
何故なら、その間は多くの人に意識されるだろうから。
もうですね。
迷う事があれば、全部ここ基準で判断をして行くといいです。
で、仮説を立てて、その真偽を過去検証で明らかにして行きましょう。
人の心は不変ですから、それが人の心の動きが原因で起こった事であれば、
過去に有効だった「法則」や「現象」は、現在も未来も有効に違いありませんので。
というわけで、
進め。波形。
全部行きました。
(最後の部分は細かくもみ合い過ぎていて「波形」はほぼ真横になりました。)
で、
この波形を「高値」「安値」認定していくと・・・・、
こうなる。
そしてこれを元に目線の切り替わりを判断していくと・・・・、
こんな感じになるわけです。
んで、クイズの回答としては、
①↑
②↑
③↓
④↑
⑤↑
という、何かの格闘ゲームの必殺技のコマンドみたいな感じになるわけです。
(いや、それはお前が単に回答を矢印表記にしたからだろ。)
それでは「目線クイズ 別解」は以上です!
最後のオチら辺よりも、
最初と中盤の方が確実に大事な事を言いまくってます。
「波形」の奥には「人の心」が隠れてる、ということですね^^
それでは、お疲れさまでした!
はじめまして!
しろまると言います。
FX歴は5年になるのですが、最近やっとトータルで負けなくなったものの
エントリーポイントの少なさに悩んでいて(4時間⇒30分足がメインで月2〜3回)
ネットを彷徨ってるとスケーターさんのサイトにたどり着けました。
自分が今まで漠然としか理解できていなかった部分がとても詳細に解説されていて
濃い内容に驚き、メルマガ登録もさせていただきました。
毎日来るメールが楽しみです^^
感謝感謝です!
で、イキオイでForex Testerも導入しましたw
使い方で3日くらい悩みました(←ちゃんと説明を見ないせい)が、
やっとチャートを動かしながら見れるようになり
走り込みを開始できたトコロです^^;
このForex Testerなんですが、
「スケーターさん的オイシイ使い方」
みたいなのがあれば、またHPで扱っていただきたく思います。
(もう既に記事があれば自分の検索力不足ですm(_ _)m)
これからも無理の無い範囲で良い記事を増やしていってくださいませ〜